「豪玉万里紀行」紀行 第6号
□■□ 「豪玉万里紀行」紀行 □■□
旅を旅し、紀行を紀行に綴ってお届けします。
大変ご無沙汰しております。気が付けば、昨年の公演から既に丸一年が経過しておりました。それなりに事情はあるのですが、こんなにマイペースで良いのでしょうか?そもそも「劇団」という集団が“マイ”ペースって、だれのペースなのか?
というわけで、自問を続けながら第6号をお送りします。
----【 目次 】---------------------
・速報!次回公演決定
・旅の予定
・豪玉万里 旅の思い出
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▽△ 速報!次回公演決定 ▽△
次回公演が11月に決定いたしました。
いつものあの人がいなかったり、お久しぶりのあの人がやって来たりと色々あります。
季節は未だ梅雨、公演は秋ですが、既に動き出しております。ご期待ください。
△▽△ 旅の予定 ▽△▽
豪玉万里紀行U第5回公演
「いかけしごむ」
日程
11月 9日(金)
10日(土)
11日(日)
会場
イカロスの森(神戸 三宮駅徒歩5分)
http://www.ikarosu.com/
作
別役実
演出
武谷嘉之
出演
山本慎也
衣川佳子 他
公演時間、料金は未定です。
△▽△ 豪玉万里 旅の思い出 ▽△▽
豪玉万里紀行T・Uの過去の公演について、思いつくまま語ってみたいと思います。
今回は豪玉万里紀行T第4回公演「優駿」(1998年3月13日・14日・15日神戸新開地アートビレッジセンターシアター)を振り返ってみましょう。
脚本・山本 慎也、演出・武谷 嘉之。映画化もされた宮本輝の小説を元にした原作モノです。
キャストは8人、豪玉にしては珍しい大所帯でした。その8人の内5人が神戸学院大学の演劇部“劇団イクスクラメーション”の団員でした。あれから丸9年、結婚したり子供出来たり行方不明だったり、人生色々です。
この作品の前年の公演「ライナスへの追悼」(山本 慎也作・演出)にも宮本作品を想わせる部分があったのですが、個人的な印象として、異能の人山本 慎也も宮本輝を読んだりするのかと意外でした。
北海道の牧場が舞台で、競走馬の生産者を中心とした物語だったので、“追い切り”とか“重馬場”などの競馬用語を覚えました。
また、バリヤフリー公演を目指し、目の見えない方のために点字のパンフレットと、FM放送による舞台解説を用意しました。どの程度利用されたかは、ご想像にお任せします。挑戦してみる、というのが大事ですから。
▽△▽△▽ 編集後記 ▽△▽△▽
取り急ぎ、11月公演についてお知らせします。忘れた頃の豪玉ですので。
夏が大嫌いな私としては、稽古期間をすっ飛ばして、秋がくればいいのにと思っています。
豪玉万里紀行のホームページhttp://homepage2.nifty.com/gotama2/
お暇なら覗いてみてください。
江間 敦子