「豪玉万里紀行」紀行 創刊号
■□■□ 「豪玉万里紀行」紀行 □■□■
旅を旅し、紀行を紀行に綴ってお届けします。
----【 目次 】------------------------
・メールマガジン創刊のご挨拶
・最新公演報告
・豪玉万里 旅の思い出
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▽△ メールマガジン創刊のご挨拶 ▽△
こんにちは。
豪玉がメールマガジンを創刊することになりました。
どちらかといえばアナクロといってもいいような豪玉が電子媒体を使って何をしようとしているのか、どうぞご期待ください。
っていうか、年に1回しかしないと忘れ去られそうで心配だというだけのことなんですが。
始めてはみたものの大してネタもないので、どんどん何でもお便りください。
もちろん昔見た豪玉の芝居の感想などが一番嬉しいわけですが、最近の演劇について一言述べたい等というのも大歓迎でございます。
クローズなメールマガジンなのでいいたいことをどんどん言っていきたいと思っています。
武谷 嘉之
▽△▽△▽△ 最新公演報告 ▽△▽△▽△
最新公演「ももからうまれたももたろう」の役者紹介と、観客の皆様から寄せられた感想の一部をご紹介します。
役者紹介
◎中瀬 良一
豪玉万里紀行Tの創立メンバー。
関西演劇界を中心に活動範囲は広い。
◎中村 一平
31歳独身です。 趣味は貯金。
今回の公演について…………
猫背はもういいかなってところです。来年こそいい芝居が出来るようにと、毎日飲んでます。
◎六野 草太
肉体労働で汗を流しながらも、ひそかに一獲千金を狙う野心家。
今回の公演について…………
初舞台で緊張は勿論だったが、不思議とその緊張が無性に心地良かったのを覚えています。
◎伊藤 友紀子
芝居歴7年。現在、関西を中心にフリーで活動中。
今回の公演について…………
最後までワケ分からなくて、本番中に、あ、これかぁっ!って何か掴んだ。みたいな、幅一センチの平均台をギリギリ渡りきった感じ。
◎西川 さやか
直前ですみませんが公演のお知らせです。
月曜劇団act9「ときモメ。」
4/22(金)19:30〜
4/23(土)15:30〜/19:30〜
4/24(日)14:00〜/18:00〜
場所は心斎橋ウイングフィールド。
今回は女祭りです!
のほほんとしてアホな感じです。
稽古場、めちゃくちゃテンション高いです。
スパークしておりますよ。
☆★☆ 観客の皆様からの感想 ★☆★
台詞の間や、やりとりはテンポ良く心地よく感じました。中村一平さんの表情は素晴らしいです。もちろん前回のカエル役も思い出しました。最初のお二人(中瀬さん・伊藤さん)は緻密さを感じさせる演技で性格がよく似ていると感じました。
女1が素晴らしかった。最初出てきたときは神経質な女性なのかと思ったが、最後に死ぬつもりだったことがわかり納得した。素の状態が見えなかったので普段どんな人だろうという興味がすごくわいてきた。
▽△▽△ 豪玉万里 旅の思い出 ▽△▽△
豪玉万里紀行T・Uの過去の公演について、思いつくまま語ってみたいと思います。
創刊号ですから、今回は豪玉万里紀行T第1回公演「ジョバンニの父への旅」(1995年2月24日・25日 大阪森ノ宮 プラネットホール)を振り返ってみましょう。
とにかく、あの阪神・淡路大震災の直後でしたから、準備にも普段以上の苦労がありました。交通機関も麻痺しており、神戸以西の役者・スタッフは大阪で分宿しての仕込み・本番でした。
最近の公演に比べると登場人物が多く(11人)厳しい状況の中でも、にぎやかな公演でした。
本番直前まで、役者・スタッフ総出で舞台に登場するたくさんの人形を縫ったのも思い出深いです。
あれから10年。
役者の顔ぶれや、作品のテーマは少しずつ変化していますが、豪玉万里紀行の旅はさらに続きます。
▽△▽△▽△▽ 編集後記 ▽△▽△▽△▽
年間1回公演、もはや季節の風物詩のような劇団、豪玉万里紀行がメールマガジンを配信すると聞いて正直びっくりしましたが、その編集を自分がする事になろうとは、さらにびっくりしています。
創刊のご挨拶にもあるように、読者の皆さんのご意見ご感想が、このメルマガの命綱です。
どうか、お便りをお寄せください。
では、これから末永くお付き合いください。
江間 敦子